カシラダカ
2008.12.26 若王子池





カシラダカ
体長約15cm。後頭部に短い冠羽がある。雄の夏羽は、頭部が黒く目の上から白い側頭線が
ある。体の上面は茶色で黒い縦斑がある。体の下面は白色である。雄の冬羽と雌は、頭部と
体の上面に淡褐色になる。
 平地から山地の明るい林や林縁、草地、農耕地、アシ原に生息する。繁殖期はつがいで生
活するが、それ以外は数羽から100羽程の群れを作って過ごす。
巣は地上または枝の上に椀形ものを作る。卵数は4〜6個である。
越冬時は地上を跳ね歩きながら時々冠羽を立てて、草木の種子を採食している。
地鳴きは「チッ」「チッ」。さえずりはやや早口で「ピョヒョロリキュルルヒッ」。