アオジ

2015.04.02勅使池北

2008.12.29二村台





アオジ
全長約16cm。名前に青とあるが、体色に青色は見られない。雄は頭から背が灰黄緑色で、眼
先は黒く嘴は褐色である。体の下面は淡黄色で、胸と脇に黒褐色の縦斑がある。雌は雄より
も淡色である。
繁殖期は山地の明るい林内に生息する。繁殖期はつがいで生活し、縄張りを持つ。非繁殖期
は小さな群れをつくり、平地から低山の藪や竹林、潅木の茂み、アシ原などに生息している
が、公園や人家の庭に現れることもある。
地上や低木の枝の上にイネ科の植物の茎等で椀状の巣を作り、5-7月に1回に4-5個の卵を
産む。抱卵期間は13-14日で、雛は孵化してから12-13日で巣立つ。
ゆっくりとしたテンポで「チョッピーチョ、ピー、チリリ」とさえずる。地鳴きは「ヂッ」と強く鳴く。