オオヨシキリ 沓掛町水田



 ヨシ原等に生息する。食性は動物食で、昆虫類、節足動物等を食べる。ヨシ原や周囲の森
林で獲物を捕食する。ヨシを切り裂いて中にいる獲物を捕食するとされ、和名の由来とされる。
 繁殖形態は卵生。繁殖期には縄張りを形成し、しばしば1羽のオスに対し複数羽のメスによ
るハーレムを形成する。ヨシの茎や葉等を組み合わせたお椀状の巣を作り、日本では5-6月
に1回に4-6個の卵を産む。メスのみが抱卵し、抱卵期間は13-15日。雛は生後11-13日で巣
立つ。カッコウに托卵の対象とされることもある。