アマサギ 

 沓掛町水田


 草原、農耕地、湿原などに生息する。単独やペアで生活するが、小規模な群れを形成して生
活することもある。昼行性。
食性は動物食で、主に昆虫、クモを食べるが、魚類、両生類、小型爬虫類、甲殻類なども食べ
る。大型の草食獣の背中に止まり、寄生虫を採ることもあるので、共生関係の例に挙げられる
こともある。
 繁殖形態は卵生。同科他種も含めた集団繁殖地(コロニー)を形成する。雄が巣材を集め、
雌が森林の樹上に木の枝を組み合わせた皿状の巣を作り、日本では4 - 7月に1回に2 - 5個
の卵を産む。雌雄交代で抱卵し、抱卵期間は22 - 26日。育雛は雌雄共同で行う。雛は孵化し
てから30 - 40日で巣立つ。