カワラヒワ
2009.1.7 二村山



カワラヒワ
体長は約 14cm でスズメ同大。全体的に黄褐色で、太い嘴と、翼(初列風切と次列風切)に混
じる黄色が特徴的である。
日本国内ではほぼ全域に分布する留鳥。ただし北部のものは冬場は暖地へ移動する。 低山
から低地にかけて広く生息し、市街地の公園や川原などでも観察される。
繁殖期には番いで小さな縄張りを持つが、秋季以降は群れを形成し、植物の種子を求めて移
動する。
食性は植物食で、主に植物の種子を食べる。ヒマワリなどの種子を特に好み、大きな種子を
太い嘴でついばむ様子が観察される。地鳴きは「キリリ、コロロ」、さえずりは「チョンチョンジュ
ーイン」。
亜種としてオオカワラヒワがいる。