ゴイサギ

2009.2.10 洞がい洞池    (ここで寝泊まりしてる)



ホシゴイ(ゴイサギの幼鳥)
2015.01.12 若王子池




ゴイサギ
体長58cm。カラスより少し大きい。足や嘴はアオサギやダイサギ程は長くない。成鳥は背中が
黒っぽく、胸や腹が白い。目は赤い。頭頂部には長く白い冠羽がある。
幼鳥は褐色の体に白い斑点があり、成鳥とは全くちがうもようをしている。そのため「ホシゴイ」
(星五位)と呼ばれることもある。
森林に生息する。英名 : Night heron(夜のサギ)またはNight raven(夜のカラス)の通り夜行性
で、昼間は樹上等で休んでいる。雨天や曇りの日は昼間でも活動することがある。雨の夜には
カエルを狙って水辺近くの路上に現れることもある。鳴き声は大きく「クワッ、クワッ」ときこえ、
夜に飛びながら鳴くので不気味である。
食性は肉食性で魚類、カエル、甲殻類等を食べ、夜のうちに養殖池のコイやキンギョを食べて
損害を与えることもある。水辺で静止し、獲物が通りかかるのを待ち伏せる。獲物が通りかか
ると普段は折りたたんでいる頚部を伸ばして捕食する。