残波岬灯台

沖縄県中頭郡読谷村の残波岬突端に立つ白色の大型灯台。
周辺には、沖縄海岸国定公園に指定され、高さ30m-40mにも
及ぶ断崖絶壁が約2kmも続く雄大な景観が広がる。
塔高およそ30メートルの立派な灯台だ。
終戦後、米軍の実弾演習場として使用され、立ち入り禁止区域に
なっていた1973年に地元の海運関係者らの強い要望に
より建設が始まる。工事は難航するが、1974年3月30日に
ようやく完成する。現在は、灯台周辺は公園として
整備され沖縄本島有数の観光地となっている。
灯台1階は日本財団の助成と読谷村の協力により、
2009年から灯台資料展示室が整備された。
一般公開(200円)されていて、上まで登ることができる。
灯台上からは、東シナ海の見晴らしが良く、晴れていれば、
粟国島、渡名喜島、久米島などを望むこともできる。
平成24年、台風第17号の被害のため、同年10月から
参観を休止していたが、2014年から参観を再開した。
灯台周辺は溶岩に覆われていて、ごつごつの大地が続く。